給水ポンプは使用する用途や環境によりさまざまな種類があります。飲料水用で主に使用されているのは下記のポンプの種類になります。
給水ユニット(加圧ポンプ)は貯水槽で貯水した水を、圧力制御で各水道各蛇口まで水を圧送します。
給水量によって1台から複数台までのポンプを使用します。
制御方式・運転方式は主に下記の様に分類されます。
給水ユニットによる給水方式は高架水槽を使用しません。その為貯水槽の維持管理・清掃消毒作業は必要ですが高架水槽の 維持管理は不必要となります。
給水ポンプなんて故障するの?お客様によく聞かれる質問ですが、給水ポンプは複数の消耗部品により構成されています。
消耗部品が劣化、摩耗した状態でポンプを運転させていると、水漏れやモーターの異音・焼き付き・破損等で重大故障につながる可能性があります。
突然の故障での修理は調達できる部品も限られます。また緊急で修理や工事を行うと余分な経費や人件費が発生しますので工事費が高くなります。故障前に点検を行い不備があれば早期的に修理や取替工事をする事をお勧めします。
●モーターの異常音(音がうるさい)漏電
●ポンプや配管接続部分から水漏れ。
●水圧が弱い。急に水圧が弱くなったりする(水圧の変動)
●モーターが頻繁に運転する。(使用する環境により類似した症状が出る事も有ります)
消耗部品の交換の目安は下記表をご参照ください。
交換部品・状態 | おおよその交換時期 (荏原製作所) |
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消耗部品名 | 状況・状態 | |||
Oリング | 水漏れ等ないこと | 分解点検の度 | ||
メカニカルシール | 水漏れしたとき | 1年 | ||
玉軸受け | 加熱・異音・振動が発生 | 3年 | ||
アキュムレーター | ポンプ停止時間が短い 空気室に水分が見られた時 封入圧異常 |
3年 | ||
圧力センサー | 動作が不確実な場合 | 5年 | ||
圧力スイッチ | 動作が不確実な場合 | 3年 |
※上記表の消耗部品以外にも複数の消耗部品があります。
故障の症状が出る前に定期的に診断を受け消耗部品や、老朽箇所を早期的に交換することをおすすめします。
当社では各メーカーポンプの診断から定期点検も行っています。問題があれば修理や交換など最適なご提案をいたしますのでお気軽にお問い合わせください。
ブースタポンプ(増圧ポンプ)とは、給水管にブースタポンプを連結し配水管の水圧に影響を与えること無く水圧の不足分を加圧して高層階に直結給水できるポンプです。
給水量によって2台から複数台までのポンプを使用し制御補方式・運転方式は下記の様に分類されます
ブースタポンプによる給水方式は一般的には貯水槽と高架水槽は使用しません。※現場の状況で変わります。これにより以下の様なメリットが有ります。
以下の様な症状が認められた時はメンテナンスが必要です。
●モーターの異常音・漏電
●ポンプや配管接続部分から水漏れ。
●水圧が弱い。急に水圧が弱くなったりする(水圧の変動)
●モーターが頻繁に運転する。
揚水ポンプは受水槽を設けて一旦これに貯水した水を揚水ポンプでさらに高置水槽へ汲み上げる為のポンプです。 揚水ポンプには陸上型と水中型があり設置個所や使用用途によりさまざまなポンプに分類されています。
揚水ポンプによる給水方式は貯水槽と高架水槽を使用しますので水槽の定期的な清掃消毒作業や水質検査等維持管理が必要です。
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32BNAME0.75N | 40BNAME1.5N |
40BNAME1.5N | 40BNBME2.2N |
40BNAME2.2N | 40BNBME3.7N |
40BNAME3.7N | 50BNBME3.7N |
50BNAME3.7N | 50BNBM5.5AN |
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KFE32A0.75 | KFE40P1.5 |
KFE40A1.1 | KFE40P2.2 |
KFE40A1.5 | KFE40P3.7 |
KFE40A2.2 | KFE50P3.7 |
KFE50A3.7 | KFE50P5.5 |
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32PNAGM1.1 | 40PNAGM5.5A |
40PNAGM1.1 | 50PNAGM1.5 |
40PNAGM1.5 | 50PNAGM2.2 |
40PNAGM2.2 | 50PNAGM3.7 |
40PNAGM3.7 | 50PNAGM5.5A |
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KDP3-32A1.1A | KDP3-40A5.5A |
KDP3-40A1.1A | KDP3-50A1.5A |
KDP3-40A1.5A | KDP3-50A2.2A |
KDP3-40A2.2A | KDP3-50A3.7A |
KDP3-40A3.7A | KDP3-50A5.5A |